Klavi-Mobile Weblog
チェンバリスト中田聖子のオフィシャル・ブログ [モバイル版]
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再開します!
PC版と同じものは、モバイルページhttp://www.klavi.com/i/でご覧頂けますが、それとは別に何か綴っていこうかなと思います。
パソコンからではなく、iPhoneからぼちぼちとモバイル版用に綴ろうと思います。
(パソコンはパソコン用のページがありますしね(^_^;))
皆様、これからもよろしくお願いします!
秋冬
12月も同会場、アンリュウリコーダーギャラリー"タケヤマホール"で演奏させて頂きます。12/1に今度は私のソロリサイタルです。オール・フレンチ作品です。お時間ございましたら、是非皆様いらしてくださいね。
今回のフライヤーは、4日の公演での配布に殆ど滑り込みでの刷り上がりになってしまいました...(完成遅過ぎる!)。今年も自分でデザインしたのでピンクフライヤーです。そして両面カラーです。両面カラーになったのは、出世したからではなく、印刷屋さんの"両面カラー印刷キャンペーン"のおかげです、ありがたいことです。
先日のコンサートにいらしてくださったお客様から、「『アンリュウ』ってどういう意味なんだろうと思っていたら、地名のことだったんですね」というお話がありました。私も最初同じことを思いました。「安立」と書いて「あんりゅう」と読む地名で、アンリュウリコーダーギャラリー"タケヤマホール"はそこにあります。住吉大社の近くの位置だと言えると思います。
少し早めのクリスマスをフランスのチェンバロ作品で楽しんで頂けますと幸いです(クリスマスはこじつけですけど)。是非是非、皆様のお越しをお待ちしております
東でリハ
weblog久々の更新となってしまいました... ^_^; 先日、11/4にアンリュウリコーダーギャラリータケヤマホールで開催の小池耕平さんのリサイタル大阪公演のリハに行ってきました。
折角なので日程を合わせて東京公演も聴いてきたのですが、品の良いヴェラチーニを聴くことが出来ました(小池さん御自身の意図に合っているかどうかは敢えて聞いていませんが・笑)。大阪公演でも、小池さんの品の良い演奏を生かせるようなコンティヌオを弾かせて頂きたいなぁと思っています。
11/4の15:00開演。オール・ヴェラチーニ・プログラムです。皆様のお越しをお待ちしております。
帰り際に、今話題の復活した(?)東京駅駅舎を見物してまいりました。レトロ建築ファンには、やはり無視出来ません。大阪人には馴染み深い「中之島中央公会堂」と設計者が同じ辰野金吾さんだった、とのことです(全国区ではむろん東京駅舎の方が有名ですが、Blogを御覧くださっている方には関西の方が多いと思いますので...)。
駅舎の中でも話題は「丸の内口」ですね。いつも荷物が多く地下鉄からの乗り換えにエスカレータを上手く活用する為、丸の内口をよく利用します。「いつもの様子」を想像すると「写真を撮る」なんて思いっきり「おのぼりさん」(! 否、悪いことではないと思う)。今回は"おのぼりさん"実行に気合いを入れて丸の内へ...
駅舎正面の写真は至るところに転がっていると思いますので、"天の邪鬼"で私は横から撮影。
"おのぼりさん"に気合いを入れてみたのに、これを撮影する時、いつもはいないカメラを構えた人たちが駅舎向いにウヨウヨ。「やはり撮りにくる人いるのだね」と思い乍ら、駅舎の中へ入れば、ものの見事にカメラ (否、携帯をかざす人が最も多し。因に私もうっかりカメラを忘れたのでiPhoneでの撮影でしたが...)を腕高く構える人ばかり。全くいつもと様子とは異なっていました。
建築鑑賞オタク(但し建築学知識は皆無)の感想としては、今迄見ていた駅舎の状態でも惹かれるものがあったのですが、3階部分や屋根が復元された状態を見てしまうと「バランスが良くなったなぁ」という印象を強く持ちました。これまで特には気にならなかったけれども、復元されると今迄のものが不完全であることが分かった、納得、という感想です。
話題の天井は...肉眼で見るとそうは思わなかったのですが、写真にしてみると、何だかケーキのように思えるのは、私だけ? (くいしんぼう?) 今まだ色鮮やかなので、少し時間が経つと、良い味になってくるのでしょうか...。
話題の方位干支のレリーフも美しいが、興味深いのはレリーフの下の兜。兜をアップにした写真も撮影してみたのですが、撮影が下手でボケてて使えませんでした ^_^; 迎賓館の室内装飾にも「積極的に」(という表現が正しいのかどうか分かりませんが)刀や兜のモティーフが用いられているようですが、意図してこういう部分を大切にしていた時期があったのかしら? という気が致します。西洋(風)建築は勿論EUに行って本家本元を鑑賞すれば良い訳ですが、日本の近代西洋建築の良さは、真似をしつつも「和」を大切にしているところにあると思います。こういった点は、何となく西洋古楽を演奏しようとする我々の姿勢にも共通項はあるように感じています。
さて、最後の写真は「建築の美しさ台無し」の構図なのかもしれませんが、下部の現在用途との共存も大切だと思う。私はあちこちは知らないけれども、数少ない利用したEUの駅にも古い駅舎を大切にしつつ、現在らしさが共存しているものが幾つかありました。
又、話題になっている復元部分の他に、柱やその結合部分なども建築鑑賞好きには興味深い要素です。
Blog記事のメイン話題が東京駅舎のようになってしまいましたが、11/4は小池耕平さんのリサイタル大阪公演に共演させて頂きますので、皆さん是非コンサートにいらしてくださいね♪
無題
実は急遽決まった録音で (正しくは録音をする予定は決まっていましたが、急遽日程が早まったのでした)、関係者全員が可能な日は限られており、それ故に録音に使える場所も限定され、CD1枚分を録音するのは大抵3日間を費やすのですが、またまた1日での収録でした ^_^; (以前にも1日録りというのがありましたので、まぁ出来ると思っていたのですが・笑)
写真は録音の時の様子です。
このCDは「ルドゥーテのためのチェンバロアルバム第1弾」として録音したものなのですが、薔薇をはじめとした植物画を描いた画家ピエール=ジョゼフ・ルドゥーテの展覧会とのプロジェクトCDの1つです。久保田チェンバロ工房が、ルドゥーテが描いた花々を響板に模写した展覧会のためのチェンバロを製作(正確には、このためにルッカースモデルを改変)され、その楽器を使用して録音させて頂きました。関係者に「クラヴサン・ルドゥーテ♪」と呼ばれている楽器は、6/6より6/25まで上野の森美術館で開催の "ルドゥーテの『バラ図譜』展" にて展示されます。又、CDも展覧会のグッズの一つとして販売されますので、ルドゥーテ・ファンの皆様宜しくお願い致します。
収録曲は展覧会BGMをイメージして選曲させて頂いています。
J.デュフリ「三美神」「シャコンヌ」、F.クープラン「神秘のバリケード」、J.Ph.ラモー「ミューズたちの語らい」、J.B.A.フォルクレ「モランジあるいはプリゼー」といったチェンバロ曲の他、ソプラノの鷹山美緒さんとの演奏でラモーの「恋の鶯」やマリー・アントワネットが残した曲も収録しています。
「ルドゥーテのためのチェンバロ・アルバム第1弾『愛の神殿』」というタイトルです。皆様どうぞ宜しくお願い致します!
私 info@klavi.com までメール を頂けましたら、御予約も受付しております♪
又、Amazonでもお取り扱いが開始されています。